自分の力を信じたくなる一冊です
自分に特別な才能があったらいいのにとは、誰でも一度は思うことかもしれません。
零能者ミナトはそんなものがなくても特別な世界を打破することができる気にさせてくれる小説です。
ジャンル的にはオカルトなので主人公たちが戦うのに怪異と呼ばれる異形の存在なのですが、本のタイトル通り主人公には怪異を倒すための能力が全くないのが特徴です。
これだけでもこの手のオカルト小説の中で異色なのですが、主人公は持ち前の知識でいつも怪異を倒してしまいます。
この主人公がまたどうしようもない毒舌男なのですが、それもストーリーを面白くしてて素敵です。
オカルトが苦手な人以外なら安心してお勧めできる面白い小説です。
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